妄想は発振である [精神現象]

妄想はシステムの発振であり、他のシステムを排除する。
妄想は妄想以外を受け付けない。
唯我独尊状態となる。

子供時期や学問芸術はこの状態を用いる。
Kleeneの定理によって、妄想だから意味がないとはいえない。
だがほとんどは意味がない。

その識別が出来るのが、「確かさ」だ。
これが出来るのは、その人の直感が空間を持つかどうかだ。
これが純粋直感であり、ただの直感とは異なる。

*。
議論において、
自分だけが正しく、それに合わないものを排除する。
これが唯我独尊であり、妄想である。

だが唯我独尊が、成立する場合もある。
矛盾が無矛盾を作ることもある訳だ。
そこには排除がない。
主張となる。

だが排除があっても、やがて排除のない状態になる。

    *。
ゲーデルの不完全性定理の証明不能性は、この状態を保存している。
ゲーデルの不完全性定理は文章と現実の違いを言っている。

文章と現実が干渉する時、
この干渉縞に、正しいものと正しくないものがある。
打ち消しあって消えるもの、
強化し合って、姿を現すものがある。

強化し合って、調和振動を作る場合もある。
進行波と後進波に、消える場合と強化する場合がある。
調和振動にも、真偽がある。

*。
文章と現実の干渉、
これは思考実験で作れる。

ここに存在できるものは、現実に存在する。
存在できないものは、文章だけで終わり、現実に成立しない。
しばらく経ってから、現実に展開することもある。

     *。
存在できないものが、やがて存在できるようになることもある。
それはまれなことだが、そういうことがる。
これがKleeneの定理だ。
これが超理性だ。

*。
Kleene空間があるとこれが了解可能となる。
これが人類の新しい思考空間だ。
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