新しい時代語 インテグレーション [現代文明]

感情をワクワクドキドキさせる。
これはエリートの思想だ。

日常をワクワクドキドキさせる。
人の気持ちを落ち着け、高ぶらせる。
これが日常性であり、現実性だ。

人間文化の最高傑作は、日常性だ。
これが超理性で解読できた。
これは小津安二郎世界であった。
殆どの監督が、小津安二郎を語るのはそういうことだ。

*。
現実性が、人間文化の泉であった。
やっと現実に焦点を絞れた。
これこそ人が求めた、最後のフロンティアだ。

*。
人の理性は、社会を作った。
社会は弱者を救済した。

社会と国家はパラドックスとなり、その解消が問題だ。
その解消点は、日常性だ。
かくして人は現実を再発見した。

     *。
今までは、現実を忘れ、欲望を開花した。
それはエリートの世界で、弱者を殺す世界だ。

エリート世界が行き詰った。
自分を殺さねばならなくなったからだ。

エリート世界は、自己否定の肯定であり、ガンだった。

*。
ここに現れた現実性だ。
現実が人の表現する場だ。

これが国家天動説の、人間地動説への進化だ。
人類が人間として交わる。
人間の時代が、日常現実として現れた。

*。
感情論は超えた。

日常の静謐が、人間の住む現実だ。
普通であることが、最高だった。

普通は人の全能力を結集して得られる。

     *。
これがファスト・ファッショの意味だ。

普通であることが、人間文化の最高傑作であった。
これをぶち抜いたエリート思想は、崩壊した。
それは人を殺し、略奪する世界であったからだ。

*。
人を殺し、ワクワクドキドキするエリート思想だ。
それは自己否定の肯定のガンであった。

人類は人間地動説に抜けた。
それが現実性の再発見だ。
これが人の生きる世界であった。
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