人間と人間性の不確定性原理 [現代文明]

マクロのニュートン力学が、ミクロの量子力学に変わった。

ニュートン力学では、人や人間性は主体である。
量子力学では、人間は位置を決めるだけで、人間性までも決めない。
人間性は人の位置に寄らない。
人間性は人間性として規定され、人の位置に寄らない。
ここに人類という考えが生まれた。

         *。
人間は主体でなく、ただの位置となった。
位置には人間性はない。

人間性を言うなら、位置から得られない。

*。
位置と運動量は同時に観測されない。

これが理解できず、人間と人間性を論じる主体論だ。
これで人も人間性も、排除された。

*。
人と人間性の無理な同一化が、閉塞感である。
この同一化はいじめ殺しとなる。

     *。
愛国心は、人と人間性の無理な同一化であり、これはただの暴力にしかならない。

愛国心が、巨大ハリケーンとなって、世界を襲うのだ。
これがアメリカの悲劇だ。

*。
それを示した太平洋戦争だ。

愛国心は敵を必要とし、これは人間の否定の肯定となる。
そこに人間性はない。
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