知性の証明 [現代文明]

絶対に完全な正義は、存在するか、しないか。
証明不能である。

もしこの文章が正しいなら、証明できる。
もしこの文章が誤っているなら、証明できない。
一つの文章から、二つの矛盾した文章が作れる。
即ち、この文章は成立しない。

     *。
これがゲーデルの不完全性定理である。

文章が無矛盾の場合、その無矛盾は証明されない。
文章が無矛盾を装っているだけだから。

*。
矛盾した文章を、無矛盾に書ける。
それは最高裁の無実死刑に示される。

文章は無実の人を、死刑にできるのだ。

*。
文章と現実は、不確定性原理で遮断されている。

     *。
だが科学的真理には、ゲーデルの不完全性定理は成り立たない。

科学的真理は、文章と現実の不動点であるから。

*。
東洋の英知は、これを知らなかった。

だが紫式部はこれを知っていた。
彼女の文章はゲーデルの不完全性定理をクリアしている。
嘘と真実の違いを知っていたから。

*。
文章で書かれた現実は、すべて嘘である。
ここから真実を取り出すことが、Kleeneの定理である。

言葉と現実は、Kleeneの定理で遮断している。
言葉と現実の不動点は、それを真実として選別する。

      *。
言葉は嘘が書けるから重要だ。

ここから真実を抜き出すのは、知性である。

*。
アメリカの正義は、知性がないことの証明だ。
アメリカの正義は、ただの暴力である。
それを正義としたアメリカだ。

アメリカの正義はただの嘘であった。

それは知性で証明できた。
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