いい気分は現実をマイナスする [精神現象]

今までの歴史を考えよう。
人は幸福とか成功を求めて生きてきた。

その結果どうなったか。
弱肉強食の世界が生まれ、強欲が生き方となった。
そういう生き方そしている人自体、強欲を不満としている。

強欲は、幸福の否定の肯定であった。
それに夢中になれるが、満たされることはない。

      *。
こんなことから目を覚ましていい時期ではないか。

成功や幸福は、成功や幸福の否定の肯定である。
夢中になれるが、満たされない。
成功や幸福は、人間性を切り刻んできた。

*。
これが正に偽善と欺瞞の演技であった。
そうしないと生きられない世界を作った。
そう思い込んでいた。

      *。
永遠の経済成長、そんなことはないことは誰でも知っている。
だがそれを突き放して、見ることができない。
それに呑み込まれてしまう。

*。
成功や幸福の追求、経済成長の追及が、人を不幸にしていた。

日本で一番住みたい町、愛知県みよし市。
瀟洒な住宅とマンション、
だが人と人がすれ違わない。

人通りのない町、
東京から見れば、異様な町だ。
時折すれ違うと、泥棒や痴漢に思われたいるのではないか。
緊張感を感じる。
こんな緊張感は、東京にはない。

     *。
成功と幸福は酔っている時はいい。
それに酔っていると、仕事はミスる。

それが日本沈没ではないか。
仕事に必要な集中力を失った。

*。
これが負のエントロピー効果だ。

成功や幸福に酔っていると、仕事や勉強の秩序をなくす。
あまり働くなという、信号だろう。

*。
もう日本では経済成長はいらなくなった。

成功や幸福でなく、日常や現実性が大切なものとして現れた。

日本社会は成熟し、幸福を不要のものとした。

     *。
これが安定経済だ。
秩序ある経済や生活だ。

成功より安定、幸福より秩序。

*。
成功と幸福はスカラーであり、
安定と秩序のベクトル化が必要になった。
これが負のエントロピーを食べる世界だ。

*。
生命とは負のエントロピーを食べることだ。

日本は世界で最先端に立った。

経済成長を切り離した高度知性生活。
知性が生活となった。
この世界を開いている。
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