最後の審判 [現代文明]

私の中学生に頃、アインシュタインとハイゼンベルクが競っていた。
アインシュタインは統一場で全世界を説明する。
ハイゼンベルクは、一つの宇宙方程式から、全世界を作る。

*。
これをラッキョの皮むきといって笑っているものもいた。

ラッキョの最初にあるものは何だ。
それはラッキョではない。

その胚芽といったらいいのだろうか。

     *。
ラッキョを巨大積分時間とし、
その微分の極限はラッキョではない。

人間はラッキョの核なのか、でもラッキョの一部であるか。

*。
大学生の頃、気が付いた。
これはラッセルのパラドックスである。

自分自身を含まないすべての集合は、自分自身を含むか。
これをこう書き換えればよい。
すべてのすべては、すべてであるかないか。

すべてが二つ含まれるので、これは証明不能である。

      *。
アインシュタインもハイゼンベルクのバカだった!

だがこの研究から美しい理論がたくさん出てきた。

*。
人間はバカである。
だがバカをやることで、いろいろ美しい世界が開かれる。

       *。
だがそうも言っていられなくなった。

人間はバカだから、核ミサイルや原発を考える。
核ミサイルには平衡・均衡がある。

*。
だが巨大原発は爆発すると終わりだ。
福島では、原発が並んでいる。

その均衡は人類の自殺だ。

人間はこの程度であったのか。
バカは死ぬ迄分からない。
分からないのだから、それでいいのではないか。

でも分かっている人も要る。
それがバカなのだ!

     *。
バカのパラドックス、
バカを除くすべてのバカの集合は、バカを含むか。

これは矛盾である。
それは嘘や妄想である。

だがそれが実在するのだ。

*。
バカを除いた人間は存在するか。

アインシュタインもハイゼンベルクも、それを考えていたのだろうか。

     *。
バカが実在する!

だから普通が一番だ。
それが最適だ。

これが紫式部思想だ。

*。
利口をやるもんじゃない。
その対偶はバカである。

普通が最適だ!
立身出世を望まず、名も望ます、金も望まない。

これが無私無心であり、ここに真実が存在する!

     *。
利口西欧の対偶は、バカである。
これは利口かバカか。

ここに西欧理性が輝いた。

*。
パラドックスの解消こそが人の生き方だ。

それを忘れると、パラドックスは発振する!
これが最後の審判であろう。

光源氏は神に殺された!
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