円熟した若者 円熟しない中高年

若者は円熟し、中高年は遣り残しを問題にする。

あの時もっと勉強しておけば、もっといい学校を出られた。
あの時あぁしていおけば、もっと偉くなれた。
こんなにたくさん遣り残して、死ねるものか。
ではどうすればいいというのか。
人は過去には戻れない。
それをやろうとすることは、ないもの強請りだ。

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ではそうすればいいのか。
只管打座。
ただ生きていればいい。
これが悟りだ。

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構造改革は、無いもの強請りだ。
出来ないことをやろうとするのだ。

出来ることをやって、それ以上考えない。
これが悟りだ。

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構造改革こそは、老化症状だ。

昔に戻れたらいい。
それは自己否定の肯定であり、老化現象以外の何もでもない。

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若者は悟り、ただ生きていればいい状態だ。
何時殺されてもいい状態だ。

物質文明が成熟し、若者はエントロピー族となった。
生死を越えた、安定を手に入れた。

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中高年は、エネルギー族であり、散逸＝発散＝発振＝正帰還＝共振を生きる。
つまり、死ねなくなった。
死骸を宇宙にばら撒くことが生き甲斐だ。

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エントロピー族は、宇宙を食べる人々だ。
エントロピー族は、ただ生きていればいい。
それが安定だ。

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夢や希望に生きるな。
それは地獄と作ることであることが分かった。

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超理性のあるなしで、世界はこのように変わった！