成功・感動・幸福は雑音である

面白い・役に立つ、これは雑音である。
これで精神を劣化、人間が使い物のならなくなった。
人をひどい雑音に暮らすようにした。

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成功・感動・幸福こそは、人生を破壊し、悪魔地獄を招いた。
対偶対称を考えれば当然だ。

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これを知っていた紫式部思想だ。

この世は対偶対称にできているから、
普通に生きることが最適であり、安定をもたらす。

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人を傷つければ、傷つき返される。
浮気すれば、浮気される。

そこに生まれる不動点こそが、人の世界だ。

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いいことやっても、反作用があり、帳消しになるより悪くなる。
そこで失うもの、失ったものが人や世界に及ぼす効果を考える。
するとマイナスの方が大きい。

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かくして幸福を追求した世界は、悪魔地獄となった。

失ったものが、更に時間や空間を歪める。
このような損失を、最小にすることを考えることだ。

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対偶対称性から、その反作用を考える。

それが負帰還であり、ここに安定がある。

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成功とは安定の破壊であった。

金持ちになるほど、金が必要にある
金は安定を破壊するから、その為金で安定しようとし、安定そのものが奪われる。
つまりこれが発振＝正帰還だ。

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これが世界の理だ。
これが存在の理法だ。

良い心地を求めるから、人も世界も破壊される。

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善悪でなく、そのバランスが問題だ。

善を成すことは、悪を生むことだ。
善悪なしが、存在の理法だ。

即ち、普通がいい。
これが精神の豊かさだ。